Donkey Kong Country 北米版のカセットを買った話
2018年12月頃にDonkey Kong Country(スーパードンキーコング)の北米版を購入したので簡単にまとめ.
DKC1はRTA的に日本語版より北米版を使用したほうが早いことは周知の事実.
DKC1RTAに取り組みたかったため購入を決意しました.
DKC1北米版romはもちろん日本では購入できないため,海外サイトにより購入する.
購入にはebayを利用.
ebayは日本でいうヤフオク・メルカリみたいなもん.
規模が世界規模になった感じ.(といっても主にアメリカ圏だが)
DKC1の北米版romはバージョンが1.0,1.1,1.2と3つあり,1.2が外れとされる.
(日本走者の間では購入時にどのバージョンを買ったかわからずromガチャなんて呼ばれてる)
バージョンの見分け方はカセットの裏側の印字された文字であり,ここを確認できるようなサイトで購入したほうが良い.
Version Differences - DKC Speedruns
ebayでは出品者がカセットの裏面の写真をあげているものもあるためそちらで確認.
自分は1.0がほしかったので写真を確認しまくって買うものを決定.
ebayの使い方はググればいくらでも出てくる.
では,バージョンの違いについて少し解説.
北米版・日本語版の大きな違いとしては,
・ファンファーレカットの可否
・マップワープの可否
・敵の配置
北米版1.0はこのようなバグがほぼすべてできるromであり,(個人的に)一番良いromかと.
・ファンファーレカット
北米版1.0,1.1で可能,1.2,日本語版では不可.
これだけで日本語版と52秒も差がつくらしい.
・マップワープ
北米版1.0,1.1で可能,1.2,日本語版では不可.
Orang-utan Gang - DKC Speedruns
1面のマップから3-5の途中に飛ぶことができる.
16~17秒ほど差がつくらしい.
またAny%では1-1と1-2の間から3-5に飛ぶ.
これができない日本語版では1-1から2-3に飛んで3-5まで進める必要があるため,倍近く時間がかかってしまう.
その他ちまちまと差異がある.
・マインカートコースター2での空中ローリング
北米版1.0,1.1,日本語版1.0で可能.
Mine Cart Madness - DKC Speedruns
ちなみに自分がもともと持っていたのは日本語版1.1だったのでこれができなかった.
・敵の配置
主に5面のステージで敵の配置が日本語版と北米版で異なる.
タイム的には大きな差はないものの結構戸惑う.
北米版1.0,1.1でも差異があり,1-1からの口寄せが若干異なるとのこと.
これはOld summonというカテゴリーで用いる.
Jungle Hijinxs - DKC Speedruns
以上,ざっとまとめたけど,DKC1のRTAをやりたいなら北米版を買いましょう.
また買うならebay等,ソフトの裏面が確認できるサイトでの購入をお勧めします.
その他バグ等,やっててとても気持ちいいです.